チューリップ賞2019過去10年のデータと予想

チューリップ賞2019

G1桜花賞トライアル、チューリップ賞2019です。毎年のように桜花賞上位馬を輩出しているステップレース。過去10年では、チューリップ賞組が桜花賞7勝を挙げており、春大一番を占う上で重要な一戦となりそうです。

配当

過去10年のチューリップ賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回あります。近年は順当な決着が多いものの、毎年のように穴馬が馬券圏内に好走し、馬連と3連複ともに好配当を演出しています。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のチューリップ賞3着以内30頭中15頭を占めます。2016年を除く過去9回で連対しています。

過去10年のチューリップ賞3着以内30頭中15頭を占めます。極端な内枠よりも、真ん中よりも外の馬の好走例が目立ちます。

過去10年のチューリップ賞3着以内30頭中28頭を占めます。前走6着以下の2頭は、ともに前走阪神ジュベナイルフィリーズに出走していました。前走大きく負けていた馬の好走例が少ないと言えそうです。

予想

今年のチューリップ賞2019は、ダノンファンタジーの一強でしょうか。ほかに阪神JFで3着以内に好走した馬が不在で、2～3着争いは、やや混戦模様だと思います。ざっと見た感じでは、多くの馬にチャンスがありそうなので、馬券の取捨が難しいレースになりそうです…。

以下、簡単な考察と予想です。阪神JF組を中心に狙いました。

過去10年で勝ち馬を出していない1枠。ただ実績から馬券圏外は考えにくい1頭です。前走阪神JF2～3着のクロノジェネシスとビーチサンバは、その後クイーンカップを勝ち負けしていますし、桜花賞の叩きとはいえ、ここでは勝ち負け争いを期待したいところですが…。

アルテミスステークス～阪神JFと重賞で強さを見せています。エンジンがかかるのが遅いのか、伸びて来るのに時間がかかる印象ですが、直線の末脚は堅実。末脚が活きる展開になれば一発あっても。

2走前のデイリー杯2歳ステークスは、緩い流れの中、先行策がハマった印象でした。とはいえ同じく前に行ったアドマイヤマーズと差のない2着。ポテンシャルは高そうです。クイーンカップが阪神JF組で決着してるだけに、チューリップ賞も阪神JF組に期待したいところですが…。

好走例が多い外枠。前走の未勝利戦は、直線、内からすごい脚で伸びての完勝でした。重賞クラスの馬を相手どこまで…という感じですが、ここは紐荒れに期待して。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、9着でした。本命◎ダノンファンタジーは、1着でした。

ダノンファンタジーの完勝。直線入り口では、包まれる形も、外に出してあっさり差し切りました。1頭だけクラスが上という内容だったと思います。

対抗シェーングランツは5着。ズブそうな印象でした。アルテミスステークスのときも、直線入るまで行こうとしないと言っていたので、展開に左右されるタイプといえそうです。

2着には、外からシゲルピンクダイヤ。未勝利戦に続いて、良い脚で突っ込んできました。桜花賞もダノンファンタジーの一強という感じですが、本番も2～3着なら十分にチャンスがあるかもしれません。