| 日程 | 2023年6月18日（日曜） |
|---|---|
| 開催 | 東京競馬場11R |
| 距離 | ダート1600m |
| 格付け | G3 |
| 条件 | 3歳 |
| 斤量 | 別定 |
| 出走数 | 15頭 |
| 天気 | 晴れ（ヤフー天気） |
ユニコーンステークス2023
3歳ダート重賞、ユニコーンステークス2023です。過去の上位馬には、後のダートG1馬が名を連ねる出世レースです。今後のダート界を占う上でも、注目のレースだと思います。
東京競馬場のダート1600mコース
配当
過去10年のユニコーンステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。近年は好配当の馬連や3連複が続いているので、波乱含みのレースといえるかもしれません。
| 年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
|---|---|---|---|
| 2022 | 23,180円 | 95,540円 | 624,210円 |
| 2021 | 50,600円 | 107,560円 | 793,400円 |
| 2020 | 610円 | 14,320円 | 36,360円 |
| 2019 | 1,270円 | 5,510円 | 22,120円 |
| 2018 | 740円 | 7,550円 | 22,430円 |
| 2017 | 2,860円 | 4,110円 | 25,710円 |
| 2016 | 340円 | 470円 | 1,560円 |
| 2015 | 9,180円 | 14,100円 | 100,770円 |
| 2014 | 8,130円 | 33,730円 | 220,770円 |
| 2013 | 950円 | 2,860円11,710円 | 14,950円52,900円 |
では過去10年のユニコーンステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1～3着馬の前走データ
| 年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022良 | 1 | 5 | 56 | ペイシャエス | 7 | 青竜ステークス(OP) 5着(0.4) | 2 |
| 2 | 2 | 56 | セキフウ | 9 | UAE Derby(G2) 8着 | ||
| 3 | 12 | 56 | バトルクライ | 8 | 青竜ステークス(OP) 3着(0.2) | 9 | |
| 2021重 | 1 | 2 | 56 | スマッシャー | 7 | 端午ステークス(OP) 3着(0.4) | 6 |
| 2 | 14 | 56 | サヴァ | 14 | 伏竜ステークス(OP) 9着(2.1) | 11 | |
| 3 | 7 | 56 | ケイアイロベージ（セ） | 3 | 1勝クラス(阪神ダ1800m) 1着(-0.5) | 1 | |
| 2020稍重 | 1 | 16 | 56 | カフェファラオ | 1 | ヒヤシンスステークス(LR) 1着(0.2) | 1 |
| 2 | 1 | 56 | デュードヴァン | 3 | 青竜ステークス(OP) 1着(-0.0) | 4 | |
| 3 | 6 | 56 | ケンシンコウ | 11 | 1勝クラス(東京ダ1600m) 1着(-0.2) | 7 | |
| 2019重 | 1 | 1 | 57 | ワイドファラオ | 3 | NHKマイルカップ(G1) 9着(0.4) | 9 |
| 2 | 8 | 56 | デュープロセス | 2 | 青竜ステークス(OP) 1着(-0.0) | 3 | |
| 3 | 11 | 56 | ダンツキャッスル | 6 | 500万(京都ダート1800m) 1着(-0.8) | 2 | |
| 2018重 | 1 | 14 | 56 | ルヴァンスレーヴ | 1 | 伏竜ステークス(OP) 2着(0.2) | 1 |
| 2 | 5 | 56 | グレートタイム | 3 | 鳳雛ステークス(OP) 2着(0.0) | 2 | |
| 3 | 12 | 56 | エングローサー | 7 | 500万(東京ダ1400m) 1着(-0.0) | 1 | |
| 2017良 | 1 | 8 | 56 | サンライズノヴァ | 2 | 鳳雛ステークス(OP) 4着(0.1) | 1 |
| 2 | 2 | 56 | ハルクンノテソーロ | 5 | 青竜ステークス(OP) 2着(0.2) | 8 | |
| 3 | 15 | 56 | サンライズソア | 3 | 青竜ステークス(OP) 1着(-0.2) | 7 | |
| 2016良 | 1 | 12 | 56 | ゴールドドリーム | 2 | 兵庫チャンピオンシップ(Jpn2) 2着(1.2) | 1 |
| 2 | 13 | 56 | ストロングバローズ | 1 | 伏竜ステークス(OP) 1着(-0.3) | 1 | |
| 3 | 14 | 56 | グレンツェント | 3 | 青竜ステークス(OP) 1着(-0.0) | 2 | |
| 2015稍重 | 1 | 10 | 56 | ノンコノユメ | 2 | 青竜ステークス(OP) 1着(-0.1) | 5 |
| 2 | 16 | 56 | ノボバカラ | 9 | 青竜ステークス(OP) 4着(0.7) | 4 | |
| 3 | 6 | 56 | アルタイル | 3 | 青竜ステークス(OP) 2着(0.1) | 2 | |
| 2014稍重 | 1 | 11 | 56 | レッドアルヴィス | 3 | 三浦特別(1000万) 4着(0.4) | 5 |
| 2 | 15 | 54 | コーリンベリー（牝） | 4 | 端午ステークス(OP) 2着(0.0) | 1 | |
| 3 | 4 | 56 | バンズーム | 7 | 鳳雛ステークス(OP) 3着(0.7) | 3 | |
| 2013重 | 1 | 6 | 56 | ベストウォーリア | 3 | 兵庫チャンピオンシップ(Jpn2) 2着(1.0) | 3 |
| 2 | 12 | 54 | サウンドリアーナ（牝） | 1 | 端午ステークス(OP) 1着(-0.7) | 4 | |
| 3 | 4 | 56 | サウンドトゥルー | 8 | 500万(東京ダ1600m) 1着(-0.5) | 1 | |
| 3 | 14 | 56 | ケイアイレオーネ | 11 | UAE Derby(G2) 10着 |
過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中20頭を占めます。波乱決着となった直近2年を除くと、上位人気馬（1～3番人気）の信頼が高い傾向にありそうです。
過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭の前走の距離を分けると、以下のようになります。前走と同距離もしくは前走から距離短縮だった馬が31頭中27頭を占めます。
| 1900m | 2頭 | 1870m | 2頭 | 1800m | 8 |
| 1600m | 15頭 | 1400m | 4頭 |
過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中26頭を占めます。前走5着以下5頭中3頭は、前走芝G1出走馬ワイドファラオ（2019年）と前走海外重賞出走馬ケイアイレオーネ（2013年）＆セキフウ（2022年）でした。前走大きく崩れていた馬は、買い難い傾向にありそうです。
過去10年のユニコーンステークス3着以内31頭中20頭を占めます。近年は、前走青竜ステークスや鳳雛ステークス出走馬の好走が目立ちます。
予想
ユニコーンステークス2023は、例年よりも少し層が薄いメンバーになりました。過去データの傾向からは、前走オープン特別やリステッドレース好走馬が馬券候補になるでしょうか。あとは、UAEダービー4着ペリエールのほか、前走1勝クラス～2勝クラスで楽勝していた馬も上位争いの候補になりそうです。取捨選択が難しいレースだと思います。
以下、簡単な考察と予想です。
例年よりも層が薄いメンバーですし、好メンバー相手に完勝した2走前ヒヤシンスステークスを考えれば、勝ち負け候補になりそうです。海外帰り初戦になりますが、深く考えず本命評価にしました。
前走兵庫チャンピオンシップ4着。優勝馬ミトノオーが抜けて強いパフォーマンスだったので、4着の評価は難しいところかもしれません。前走の評価というよりは、2戦2勝の東京ダートマイルの実績を評価して対抗評価にしました。
近年好走例が多い前走1勝クラス優勝馬。前の馬が押し切りそうなところを良い脚を見せて差し切っての優勝でした。相手が一気に強くなりますが、前走の勝ちっぷりと勢いに期待して押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着でした。本命◎ペリエールは、1着でした。
| 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 56 | ペリエール | 1 | UAEダービー(G2) 4着 | |
| 2 | 7 | 56 | サンライズジーク | 7 | 兵庫チャンピオンシップ(Jpn2) 4着(2.8) | 3 |
| 3 | 13 | 56 | ブライアンセンス | 2 | 1勝クラス(東京ダ1600m) 1着(-0.4) | 1 |
印順に予想3頭の的中でした！何故か、対抗サンライズジークが人気していなかったので、馬連の好配当に驚きました。
ほぼ予想通りの展開で流れる中、本命ペリエールと対抗サンライズジークの争いとなりました。最後の差し切りを見ると、ペリエールは一枚上の強さという感じでした。対抗サンライズジークは、舞台相性の良さもあったと思いますが、良い脚で粘っていました。
混戦の3着争いには押さえブライアンセンス。一気に相手が強くなったものの、見せ場のある末脚だったと思います。
