ブリーダーズカップターフ2023過去データと予想

ブリーダーズカップターフ2023血統データ表

ブリーダーズカップターフの血統データ（父と母父）を色分けして、視覚的に分かりやすくしました。過去10年の3着以内好走馬と今年の出走馬を表にまとめています。

fukakukeiba.com

2023.11.04

ブリーダーズカップターフ2023

アメリカの競馬の祭典ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップで行われるG1ブリーダーズカップターフ2023です。JRAでは、ブリーダーズカップフィリー&メアターフ、ブリーダーズカップマイル、ブリーダーズカップターフ、ブリーダーズカップクラシックの4レースの馬券が発売されます。

今年は、シャフリヤールが出走を予定しています。日本馬の出走が2012年のトレイルブレイザーだけなので、評価が全く分からないレースです。シャフリヤールの実績だけ見れば無くはないところですが、どうなるでしょうか。

配当

JRAで馬券が販売された過去1回の配当を見ると、高配当が出ています。ただJRAで馬券が発売されていない年は、伏兵馬の好走が見られるものの、大きな波乱は少ない印象を受けます。

では以下、過去10年のブリーダーズカップターフで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。※レースが行われた競馬場は、年度によって異なります。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のブリーダーズカップターフ3着以内30頭中28頭を占めます。3～5歳馬の活躍が目立ちます。

過去10年のブリーダーズカップターフ3着以内30頭中25頭を占めます。前走が4着以下だった4頭はともにG1レースに出走していました。

過去10年のブリーダーズカップターフ3着以内30頭中26頭を占めます。前走凱旋門賞やアメリカのG1レース出走馬の好走が目立ちます。

日本調教馬の成績

日本からは、過去1頭がブリーダーズカップターフに出走していて、トレイルブレイザー（2012年）が小差4着に好走しています。ただ過去10年近く日本馬の出走自体が無いレースですし、適性などは考えなくても良いかもしれません。

予想

以下、簡単な考察と予想です。スルーした馬の中では、人気のイギリス調教馬2頭が気になります。

ガリレオ産駒の好走が多いレースなので、ここでディープインパクト産駒はどうなんだろうか…と思いつつ本命評価にしました。前走アイリッシュチャンピオンステークスは、好メンバーを抑えての優勝ですし、今回の相手関係ならチャンスはありそうです。

ディープインパクト産駒のオーギュストロダンを買うなら…と考えて、日本のディープインパクト産駒シャフリヤールを狙いました。2400m戦なら一発あっても…。

アメリカ調教馬を押さえておこうと考えて、伏兵のアップトゥザマークを選びました。前走クールモアターフマイルステークスは、直線内からかなり良い脚を使っていました。差し切った相手は、ブリーダーズカップマイルの本命馬マスターオブザシーズ。初の2400m戦ですが、距離に対応出来れば上位に浮上して来ても良さそうです。

過去好走例が多い前走凱旋門賞出走馬。伏兵扱いなら…と考えて、一応の押さえ評価にしました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、6着でした。本命◎オーギュストロダンは、1着でした。

的中でした！

中団～後方からの差し追い込み勢が突っ込んで来る決着でした。優勝は、本命オーギュストロダン。後方で脚を溜め、最後は内を突くレース運びでした。まさに強い馬と上手いジョッキーのレースという感じの勝ちっぷりでした。

2着アップトゥザマーク。距離だけが心配だったのですが、良い脚を見せていました。3着には日本馬シャフリヤールでした。